サクラの樹に・・・想う

日本に生まれて 日本で暮らして
日本の文化歴史に馴染んできた「自分」がいる


九州から 京都に 大阪に そして岡山へ
あちこち居住を移して いま家族とこの東京に


日本の地方も都会も どの土地でも同じように
いつの時代でも どんな環境にあっても

日本人は サクラの花を もとに
物事のはじまりや あらたな決意をしてきたのだろうと思う



経済的 国際的 合理的・・・・いろいろ理由はあっても
4月はやっぱり 4月という意味がある


卒業式があって、 入学式や入社式
新学期や 新年度は ちょうどこの4月の頃が
一番いいのだろうと 思う

こころの在り方、 流れる血がそうさせるのかな
きっと、そう思うんだよね



ずっと、寒い冬を過ごして 待ちに待った春の訪れ
みんなの喜びがあふれている

それを互いに確かめて こころを通わせる

同じ民族として 

季節とともに生きているんだよね