キッチンは・・・きちんと。

これらについて どれにも共通点が多いと感じます

・オフィスの環境

・仕事場の活用方法

・職人の整理整頓のこだわり

・料理人の道具や厨房への思い入れ


「仕事には、支障がないから、乱雑なままでも構わない」

「書類の谷間で仕事すると ヤル気が増すんだ」

「どの書類が どこにあるかは 整理すると分からなくなるから」

なんて、無精者の社員の言い訳は、だいたい決まっています。


机の上や引き出しのなかが 乱雑な人は

自分の記憶力を 過剰に信じこんでいるんではないでしょうか


やはり、記憶力と現実にある姿は、どうしても違いが

出てくるものです。毎日の天気図が 刻々と変化するように

その座席に座って仕事していれば、その変化があるのも当たり前


そうそう、パソコンのデスクトップに 裸のWord、 Excel、 Pptのファイルと

画面いっぱいに あふれるくらい並べてると もう素晴らしい!?

あそこまで広げて、 すぐに探しているファイルが見つかるなんて

それは、神業的とも思えます。


そこで、今回のタイトルにある 料理をするキッチンに
例えてみましょう

ほんとうに 料理をするのが大好きで 片付けも大好きって人は
どれくらいいるのでしょうか。

一人暮らしを始めたころは、自炊というものを好奇心で

始めたことがありますが、やっぱり 汚れたお皿や茶碗、お鍋など

洗い物をすることに うんざりしてきて

結局は、外食になってしまうのが 人の心理だろうと思います


そうですね

「料理」という クリエイティブな活動をするためには

「片付け」という 単純作業をしなければならない

それは、循環していて 料理をするためには 調理器具から

食器類 鍋やフライパン  そして調味料や 食材と あれこれと

環境や備品などを 整えることが必要になります。


想像してみましょう  果たして、どうでしょう

昨晩の汚れたフライパンや パスタの油汚れがこびりついた

大皿がキッチンのそのまま 放置されていたとしたら・・・・

ほんとの嫌な気分で 朝を迎えて それらを一日

眺めながら 過ごすなんて 気分悪いのは 誰でも一緒でしょう


ときには、料理をしながら 大きな鍋とかは洗ってしまう

野菜などの水洗いも その途中で器用に済ませてしまう人も

いるようでしょうか

よっぽど、日頃から料理に手馴れている人でないと

難しいでしょう


それなら、やるべき仕事を終えてから さいごに その日のうちに

片付けは終了して 一日にきれいに区切りをつけたほうが

時間的にも 効率的にも 合理的なのです



でも、その人の習慣で染み付いていることは 注意されて

すぐにできることでは無いですからね

それを自発的に 継続することなんて至難のわざです


それならば、 会社全体の”ルール・ビューティ活動”として

社長や管理職も含めて 社内ルールにしてしまうこと

オフィス清掃を すべて外部の清掃業者に委託するのではなく

会議室などの共有施設は 掃除当番制にして 社員たちで

きれいに維持する習慣づけをするのも方法です。


机の上も 足元も すべては 会社からの借り物ですから

それを きれいに使用することは 当たり前です。 

自宅の賃貸マンションならば、自分で家賃を払っているから

その利用はある意味で 勝手自由かもしれませんけどね・・・



目に見えない 不合理さや 能率低下を招いているのです

そこで、やり方としては

管理職が率先して 模範を示してから

部下にも 気づいたときには 声かけをする

日常の仕事のルールとして 認識を深めていけば

わずか1〜2ヶ月後には、 見た目も 仕事の流れも

スムーズになってきたことが 社員それぞれで

実感できることと思います