あやまれ! 求めすぎる社会

最近は、大人の社会では、「謝罪会見」がひんぱんに、TVで流されて、

政治家や、食品偽装の社長さまたちの お詫びの姿。。。

ショウビズのごとく連発しています。

映画には、「謝罪の王様

ドラマには、土下座させることを、最終の目的にしたような展開・・・・



そういうことが、日常になってきているようです。

バッシングや、否定批判することが、当たり前のような文化。


果たして、それらは、子供の世界には悪影響は無いのでしょうか?


けさは、小1の娘と ちいさなほっとする会話

「おとうさん、昨日はこんなことあったよ」

うれしそうに、洗面所の前で、話しかけてきた

「クラスのみよちゃんと、遊んでたらね・・・

ちょうど、立ち上がったときに

みよちゃんの頭と、わたしのくちが ぶつかったんだ」


「最初は痛かったけど、みよちゃんが何も言わなかった」

「それで、私のほうから ありがとうっ  て 言ったんだ」


「なんで? ごめん ごめん 」 そう、あとから言われて


「いや、ちょうどね 少しぐらぐらしてた歯にあたったみたいで

もっと、ぐらぐらして 抜けやすくなったみたい・・・(笑」


「そう、言ってあげたら  二人で笑っていたんだよ 」




この出来事のもとには、 我が家のおてんば娘の

気の強さや 頑固さが もともとあって

クラスの男の子と、ぶつかっては、「あやまって!先にあやまって!」

給食を食べるときに、列に並ぶのにも

運動場に、最初に出て 一番になるのも、その位置をゆずろうとしない。

そこで、小競り合いになると、追いかけ回すようなことが日常でした。


担任の先生からの、連絡帳にも、「なかなか自分の主張が強くて

そこで、友だちを許してあげようという気持ちが少ないようです」

「ひとこと、自分から謝ることが苦手のようです」


そういう、エピソードが何度かあって、自宅でも、母親からは

何度か、叱られていたことがありました。

そんな夏の季節ごろとは、、違った 子供の成長を

気付かされたような 子供からの おはなしでした。


ちょっと、朝から うれしいもんですね。


特定の相手を、つぶしにかかることは、何も改善を生み出さない

人間の強欲でしかないように、感じます。