YELL〜エール〜 /コブクロ  応援歌・・・

自分の好きなアーティストのうちで・・・

ずっと聴き続けている、コブクロがいます。

たぶん、彼らに興味をひかれるようになったのは、

この曲を聞いたのが 最初ーーーーーでした!



★ YELL〜エール〜 / コブクロ


♪どんなに小さなつぼみでも、凍える冬を越えればほら、

春が来るたびに 鮮やかな花が咲くのだから

あなたが、今日まで歩いてた この道まちがいはないから

春には大きな 君が花になれ〜



この曲、

発売されたベストアルバムのライナーノーツによると

小渕さんのお姉さんの手紙が元になっているそうです。

そのもらった手紙の最後には、



「まだまだ、いま始まったばかり。

誰かがみているところでだけで頑張っても、

誰でもみたことのある花しか咲かないよ。

でも、誰もみてないところで頑張れば、

いつか誰もみた事のない花が咲くよ」



と書かれていたそうです。





そこで、類似する歌が浮かんできて


SMAP「世界でひとつだけの花」槇原敬之 作詞

と、比較してみると。



♪NO,1にならなくてもいい
もともと特別なOnly One

(中略)

そうさ 僕らは

世界に一つだけの花

一人一人違う種を持つ

その花を咲かせることだけに

一生懸命になればいい〜、♫



どうも、推測してみると・・・

この歌自体を批判するつもりはないけれど


人々にとって

「先天性」の個性に価値があるという視点になっている気がする。

内面に本来ある魅力を信じていたらそれでいい・・・

なんて解釈できる。


花屋さんに並ぶ花々がそれぞれ魅力的だから・・・

人間も同様のことって?

ちょっと飛躍しているハナシのようで、キレイすぎる。


もともと、生きている上でさらなる努力をして

「後天性」の能力を高め、結果につなげる努力なんて、

求めていない様子。




一方で・・・

コブクロの小渕さんのお姉さんは・・・


「当たり前の努力では、

当たり前の自分にしかなれない」 と言っている。


もちろん、きびしい音楽界で成功する道をめざす、

実の弟を応援しているからこそ・・・だろうけど。




いまの、不況下での雇用情勢にあっては、若者たちには

どちらの生き方が求められているのか?



多少不問、競争原理のない世界で、本当の自己成長はありえないだろうし。

自分が努力することを受け入れることを認めることは不可欠でしょう。

どちらが、妥当かといったら、おのずと、答えは出てきそうに思える。


この数年で、「草食系男子が・・・」という、流行表現が広まっているが

それを聞いて、へらへらとしている当人たちも、どうかと思うのです。

やけに、「女子会」「女子力向上」・・・女性のほうが現実的で

将来にもビジョンがあって、元気あふれている印象を受けます。


まあ、男女性別にかかわらずに

「オンリーワンの自分」を美化し過ぎる若い人たちが、

たしかに増殖してしまっているのかもしれない。

・・・・・。。




「自分探し」よりも  【自分磨き】が大事だよと・・

このおじさんは、若い人たちに教えてあげてたい。