採用すること、就職すること、今が変革のとき。
時代の大きな潮流が、方向を変えてきている。
「新卒学生の華やかな売り手市場から、一転して・・・」
マスコミはいつものように騒ぎだす、ごくまれな事例をあげて、
「内定取り消し・・内定辞退へ誘導策」などあおってくる。
ここ数年超大量採用をしてきた大手が
2010年度は、採用を絞る・・・
そこで、当社みたいなIT新興企業には注目が
集まるのだろうか・・・
成長性の高い中小・ベンチャー企業に
ちゃんと人材が集まる・・・ならいいことだか。
求人サイトの代理店や人材派遣を行っている会社の
営業マンと話をしてたのですが
同じことを言ってました。
「ベンチャー企業にとってはチャンス!」
「しばらくの間は大手ではなく、
伸び盛りで自由で活発な中小企業に狙いが移る」らしい
個人的には・・・
売り手市場の状況下で
大手からも複数の内定をもらいながら
さらに、納得感のあるベンチャー企業を選ぶ・・・
そんな気概・覚悟を持った人材こそ
ベンチャー企業にはふさわしいと考えます。
そういう意味では・・・
就職活動の異常な早期化と売り手市場と言うのは
その見極めをするのに適した環境だったかもしれません。
★当社での2009年募集は、あえて遅く7月開始〜9月終了の
3か月限定の募集を実践して、約600名のエントリー数
から、採用目標数を達成しました。
早期から学生の応募が増えることは
一見喜ばしいことかもしれませんが
まだ、学生自身が将来の歩くべき道が見えない。
まるで
朝もやがかかったオフィス街を、寝ぼけまなこで
散歩している様子に似ている・・
そんなパジャマ姿の学生が、本気で会社説明会を聞くはずもなく
入社試験や、面接試験を行う意味はあるのだろか?
企業と学生との間で、本質をついた、採用活動と、就職活動が
実現するとは決して思えません(悲しや・・)
無駄な、時間と労力と、多大な損失がそこにあることに
もっと企業の人事担当は気づいてもよさそうなのなに・・・
過去の既成概念にしばられたままで、保守的な人事。
採用活動においての 「変革」が必要なのは、
そのうちではなく、「今こそ」ではないでしょうか?
数年来、新卒求人サイトの犠牲者にされて、学生たちは
情報の渦に巻き込まれて、おぼれそうになる。
そうならずに、学生たちは情報をしっかりと
見定めて、自己の分析もより深くしたうえで
企業訪問をすすめるべきでしょう。
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海の向こうでは、大きく歴史が動きだしました。
今のアメリカの政権下で引き起こしたクライシス。
即「Change=変革」が必要となってきた。
オバマ氏がたまたま提唱していた「Change」が
大衆の賛同を受けて、時流になってしまった。
そうした、危機感のなかで英雄は生まれ出てくる。
学生の就職活動に、「変革が起きる」ことに期待して、
日本の将来を担う若者に、自信を持って前進してほしい。
人事担当者、企業、大学、マスコミも含めて、
能力・可能性をもった学生たちに、将来に向けて
活躍できる雇用機会を創り上げてほしい。