20歳になる君たちへ

全国各地で、成人式の行事がとり行われる。
地元出身地に集まった、同級生たちが集まり
懐かしい昔話に花が咲く。

着物振袖、そして袴姿も、新鮮に映る。

よく、おじさんたちは、若いものを前に
世の中の正論や教訓めいたことを のたまう。

歴史上の人物の逸話や、名言集から抜き取ってきた
ような話をするパタンも多い。


それを、聴いている当人たちには、どれだけココロに
響いているのだろうか。

もしかしたら・・・左から、右に抜けているのかな?
好きな話題、気の合う世代、興味わく対象には
すごく夢中になって身を乗り出すようだったり

自分に興味が持てないことや、耳障りの良くないこと
居心地の場所からは遠ざかろうとするのかもしれないね

そういう育ち方をしてきたんだから、自分だけの
責任でもないだろうね。



■ HAN-KUN 『BEAUTIFUL DAYS』


まだ見ぬ世界へ まだ見ぬ自分自身のこと

「未見の我」 ・・・

いままで、食わず嫌いだったこと、いままで
味わったことのない経験に あえて近づいて欲しい
そこに、あたらしい五感が働き出して
自分のセンサーが 少しずつ敏感になってくるはず。

「自分探しの旅」という言葉が、かつて流行したことが
あった。世界でも一流のサッカー選手として名をあげた
中田英寿さんの現役引退後に、表現されたものだったように
記憶している。



でも、それを拡大した意訳によって、就職活動のとき
正規雇用社員、ニートなど、自分を正当化するときに
その行動志向(価値観)が共感を集めていた傾向があったようだ。

あくまで、その本人が経験で積み上げてきた、経歴や
他人の何倍も努力をして、厳しい境遇をくぐり抜けて
きた、いわゆる「一流人」が使う表現であって。

残念ながら、平々凡々と過ごしてきた一般人や、多少の
夜学や 悪い労働環境で、わずか数年仕事を耐えた抜いた
境遇では、本来の意味合いは共有できないといえそうです。



これから、また将来に向けて、多くの経験をして
また不都合なことも体験して、失敗を重ねて、得た
「知恵」こそは、自分の宝となります。
それが、その時点は、どれほど価値があるか分からないです。

きっと、数年後、十数年後になって、はじめて過去の
経験値から、瞬時に判断決断ができるような自分が
築かれていくんですよね。

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  有志創路

先のことは誰も分からない
どうすれば、うまくいくのか
あれこれと 思いをめぐらして悩んでも
解決はしない

実際に、行動してみることである
そこから、思いもよらなかった道が
開けてくることがある


 There is a will, There is a way

 常に自らの意志があるところに
 新たな光明の道は 開けてくる

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 君たちの未来は 君たちの信念にかかっているよ