樹木は年々成長する

世の中には

一般社会にも 企業組織にも
人間には 3つのタイプの特長があります。

ちょうど
大自然のなかで 育つ 「樹木」には およそ3通りあります。

1つは、放って置いても 自然に育つ木です。
人間ならば 黙っていても自助努力や自己啓発、常に
好奇心をもってそれを追究していく

教えや指導を 謙虚に受け止め 素直にまた成長して
強くなっていく人。

2つ目には、肥料を与えなければ育たない木があります。
人間ならば、注意や 助言をされると そこで気づいて
ゆっくりと伸びていく人です。

3つ目には、肥料や水をいくら与えても、成長しない
手のかかる癖の悪い木です。
人間ならば、助言や注意をされても、それを聞き入れようとしない。
どこか自信過剰であって、高慢な人もいます。
いずれ、失敗しても、またまわりの環境や、他人の責任に
してしまう「他責」の念がクセになっている人です。


そこで、会社組織のなかでは・・

「絶対にいなくてはならない人」・・・2割

「いても、いなくてもどちらでもいい人」・・・6割

「いたら、周りに迷惑がかかる人」・・・2割



そうですね。

よく言われることですが、役職や勤務年数に
関わらず、全体の売上の8割は、社員のうちの約2割の人の
貢献や実績であげれらていると言います。

これからの、厳しい雇用情勢のなか、新卒採用も厳選して
派遣や契約社員もプロフェッショナル級になって、
さらには、アジア各国の優秀な人材を採用する
アパレル企業や、製造の本拠地を海外におく中小企業も
増えてきています。



もう、安泰ではありませんね。
いまの会社が、いつどういう状態に陥っても、「自立自活」できる
用意をしておく必要があります。

ヨーロッパ諸国、アメリカ、そして韓国、中国も、インドも
いよいよ、若者たちが「格差社会」を理由に、立ち上がっています。

この日本、農耕民族として、「むら社会」に、平和に包まれている
ことに、限界がきています。
東日本大震災後に、それを気づく人、動き出した人
それに気づいても、また元通りになる人
最初から。他人ごとだと思っている人




これらの3通りの人々の、わずか数年後は 大きな生活の格差になってくる
ことだろうと懸念しています。

みずから、栄養を 光を 水を得て、大地に根を張る樹木に
育っていく決意が必要ですよねー
農耕民族でも、したたかに生き抜いて、攻めていく生き方は
可能なことですから。